農園紹介

こはる農園のご紹介

農園風景


『こはる農園』は、草津市初のいちご専業農園として2011年に開業いたしました。
一面に田園風景が広がる滋賀県草津市下物町(おろしもちょう)の湖岸地域の一角で、滋賀県方式の少量土壌培地耕(しょうりょうどじょうばいちこう)により約10,000株のいちごを育てています。

新鮮でおいしいいちごを生産者から直接お客さまにお届けしたいという思いから、市場・直売所には出荷せず、当園での直接販売を主としております。
数時間前まで元気にハウスで育っていた真っ赤な完熟状態のいちごをご提供していますので、とにかく新鮮! きれいな色つやにびっくりされる方も多いです。

当園のいちごは平均と比べると大変糖度が高く、「砂糖水で育ててるんじゃないか?」とお客さまに言われたことも。
とくに12月から2月ごろの真冬のいちごは、ゆっくり時間をかけて実が大きくなるにつれ、どんどん糖度が増していきますので、その甘さたるや格別です!
いちごは春のものというイメージをもたれる方が多いようですが、実はハウス栽培のいちごの旬は冬なんです。
ぜひとも一番おいしい季節に、当園の甘~いいちごをご賞味ください。

いちごは洗って水分のついたまま食べると水っぽくなってしまいます。
なるべく洗わずに食べていただきたいので、当園ではいちごに土ぼこりなどが付着しないよう、ハウス内を土足禁止にし、常に清潔を心がけております。
また、使用する農薬についても、主に自然由来のものを利用したりと減農薬に努めておりますので、どうぞ安心してお召し上がりください。

ちなみに『こはる農園』という名前は、ビニールハウスの中は真冬でも太陽が照ればポカポカと「小春日和」のような温かさであることと、当園のいちごを食べたお客さまにも、そんな温かい気持ちになっていただきたいという願いを込めて名付けました。

とても小さな規模のいちご農園ですが、家族で力を合わせて、おいしいいちご作りに励んでいます。
皆さまのご来園を心よりお待ち申し上げております。

ハウス内写真

生産者について

生産者写真


大阪で生まれ育った都会っ子の夫と、地元草津市育ちの妻、主に二人でいちごを育てています。

2000年に妻の実家のある滋賀県草津市に移住したのち、夫が一念発起して突然脱サラし、2010年に滋賀県立農業大学校に入学。就農科にて一年間農業について学んだのち、2011年に
「こはる農園」をオープンしました。

新しい形の農業、地域に愛される農家を目指し、試行錯誤しながら日々奮闘しています!


栽培品種

当園では、章姫と紅ほっぺの2品種を生産しています。
栽培面積の9割が章姫、紅ほっぺは1割程度となります。

章姫(あきひめ)
章姫
形は細長い円錐状。
酸味がほとんどなく、甘みが強いので、とくに女性やお子さまに大人気。
果肉がとてもやわらかくてジューシーなのが特徴ですが、反面とても傷みやすく、
輸送に向かないため、スーパーなど市場ではあまり流通しない品種です。
 
紅ほっぺ(べにほっぺ)

形はころんとした円錐状。
甘味と酸味のバランスがほどよく、コクのある味わいのいちご。
果肉もしっかりした食感で、中まで真っ赤なのが特徴です。